今回は、1度登場したことのあるH.Sさん(仮名)です。
僕が海外の工場で勤務していた時の日本人クソ上司です。
前回は「話が長い時間泥棒クソ上司」として紹介しました。
でもそれだけではありません。
僕が出会った、人生最悪のクソ上司H.Sさん、まだまだエピソードがあります。
さて、今回はどんなクソっぷりを見せてくれるのでしょうか?
本当にあった、世にも奇妙なクソ上司をご紹介しましょう。
とにかく人の話を聞かないH.Sさん
本当にH.Sさんは、何に於いてもすごいんです。
まず最初に、「人の話を聞かない」というのが特徴として挙げられます。
世間話でも仕事の話でも同じなのですが、他人の話を覚えていない。
覚えないし、そもそも「聞いてくれない」状態。
仕事の進捗など、通常の報連相は上司であるH.Sさんにしなければいけません。
しかし途中で、こちらが3割も話していない状態で話を遮ってきます。
そしてH.Sさんの勝手な思い込みで違う解釈をした結果、頭ごなしの否定が始まるのです・・・。
本当に何も問題が無い、ただの報連相であっても、突如として大きな問題に変わってしまうのです。
とにかく頭ごなしに否定して怒る
我々も色々と工夫をして報告をしてみます。
・結論を先に言って、後から説明をする
→結論を言った時点で、説明のプロセスを聞かずに否定し始める
・先に説明をして、結論に結びつける
→途中で、「ちょっと待て、何故その時にこの判断に至る?」などと話の腰を折られる
・頭ごなしの否定を否定して強行突破
→当然のごとく、相手の機嫌を損ねて報告どころでは無くなる
・いっそのこと報告しない
→当然、こちらの勝手な判断で進めていると怒られる
・他の人から報告してもらう
→結果は同じ、加えて自分で報告しないことに対して怒られる
・報告内容をまとめて資料を作り、報告する
→3行くらい読んで頭ごなしの否定が始まる、後で見返すことも無い
色々と試してみましたが、目に見える効果は得られませんでした。
本当に誰に対しても同じ対応をしていて、自分以外の考えを理解できない様子です。
自分が言ったことも覚えていないH.Sさん
頭ごなしに怒られた後、いつもH.Sさんは僕たちに指示を出します。
もちろん指示を出された以上、その指示に従って行動します。
その指示に従って行動して、その指示通りの結果を出します。
ところが。。
その指示内容を忘れているのです。
いや、そもそも指示したことすら覚えていないのです。
「なんでそんな方法で仕事をしている!?」
と怒られるのです。
そんな感じなので、僕たちの報告内容なんて覚えているはずもありません。
その結果、頓珍漢な指示で周りを混乱させる
後輩や部下からの報連相は聞かない、覚えていない。
自分の発言も記憶に無い。
そんな状況なので、H.Sさんからの指示はいつも頓珍漢なのです。
もちろんH.Sさんの指示に従っていなければ怒られます。
なので指示には従って行動しなければいけません。
でも、どの段階で指示内容を忘れるのか分かりませんが、ある段階を過ぎると怒りだすのです。
本当にビックリするくらい、毎回同じように。
勘違いするかもしれませんが、僕たちが指示に従っていない訳ではありません。
指示を受けた時に、プロセスや方法を確認した上で、H.Sさんから同意をもらっています。
その同意さえも覚えていないのです。
むしろ、自分の指示が間違っていたことに後で気が付いて、下の人間に責任を押付けているような感覚でしたね・・・。
頭ごなしに否定して怒る上司は多い!?
たぶん、「頭ごなしに否定して怒る上司」というのは世間的に結構存在していると思っています。
やっぱり他人の考えを100%理解することはできないと思います。
それはきっと人間ならみんな同じだと思うのです。
けど、人によっては他人の考え方にアレルギー反応を起こす人もいるのです。
少しでも自分が理解できない部分が出てくると、それを正さないと気が済まない。
その結果、頭ごなしの否定が始まるのです。
これは本人には自覚がないこと。
本人は「正しいこと」をしていると思っているでしょう。
かなり厄介なタイプです。
今の僕の結論としては、「こういう人間」として割り切って付き合っていくしか方法が見つかりません。
こんなクソ上司、あなたの周りにもいませんか!?