エピソード04:幼稚でサボってばかりのクソ先輩(S.M)

エピソード4:幼稚でサボってばかりのクソ先輩(S.M) クソ上司物語

今回紹介するのはS.Mさん(仮名)というクソ先輩です。
現場で機械加工を担当しており、みんなから慕われている先輩です。
気さくに接してくれて、話しやすい人です。
ですが、気になる一面も・・・。

さて、この人はどんな人なのでしょうか・・・。
本当にあった、世にも奇妙なクソ先輩をご紹介しましょう。

機械加工の現場男子、S.Mさん

最近は現場で働きたいという人は減ってきていますが、S.Mさんはバリバリの現場男子。
元々は転職で入社したらしいが、今までの会社でも金属の加工をしていたそうです。
機械加工をできる人は社内で2人だけなので、会社としても重宝していました。

なぜなら、機械加工の従業員を募集しても、なかなか集まらないのです。
また、それなりの技術も必要なので、会社にとっては貴重な人材なのでした。

先輩・後輩からも慕われている様子のS.Mさん

よく喋るタイプの人なので、先輩・後輩どちらからも慕われている様子でした。
加工に関する質問をした時も色々と教えてくれます。
現場に新入社員が入った時も、教育担当のような役割をしていました。

しかし、親しくなるにつれて違和感も覚えるようになってきたのです・・・。

S.Mさんへの違和感とは?

普段は世間話も普通にしているのですが、徐々に違和感を抱くようになってきました。

①暴言を吐くなど、言葉が汚い

仕事でも普通に話しているのですが、僕と顔を合わせると、「あ、アホが来た!」とか、「バーカバーカ!」とか、幼稚じみた発言が多くなってきたのです。
それも僕が近づいた時だけではありません。
自分よりも立場が下の人間に対しては同じように接していました。

おそらく他人をイジって楽しんでいたのだと思いますが。。
真面目な場面でもふざけるので、だんだんとイライラが募ってきました。

②お喋りばかりで仕事をしない

最初は気さくで接しやすいと感じていたのですが、これもイライラの原因へと変わります。
仕事の質問をしに行った時に答えてはくれるのですが、そこからの世間話がとても長いのです。

3分で終わる話であっても、世間話が加わると15分も拘束されてしまいます。
もちろん稚拙な暴言もたくさん浴びせられながら。
喋っている間は当然お互いに仕事が停まってしまうのですが、お構いなしでした。

③自分の気分で仕事をする

自分がやる気のない時は、平気でサボっています。
定時の1時間も前から「もう今日はやる気が無いから機械を動かさない」と言いって、涼しい場所で帰る準備をしていたり。
「この仕事は面倒臭いから外注先で加工して」など、自分の仕事を選んだり。

社内で機械加工ができる人は2名しかいないので、S.Mさんが「できない」と言ってしまえば逆らえません。
それを自分の都合の良いように解釈して、立場を利用していたのでしょう。

幼稚でサボりのクソ先輩に天罰か!?

しばらくして、現場に新しい人が入社しました。
経験豊富な人で、S.Mさんよりも腕は格段に上でした。

すぐにS.Mさんの仕事の実力や態度はバレてしまうことに。
結果的には新しい人が、今までS.Mさんが担当していた仕事を全て取りました。
それでも十分に他の仕事をこなせる時間を確保しながら。

こうして、S.Mさんが会社に居続ける必要は無くなってしまったのです。

それでも「簡単な仕事だけ」を続けて、楽に給料をもらい続けています。
でも周りから全く相手をしてもらえなくなりました。
心を入れ替えて仕事を頑張るか、居心地が悪くなって退職するか、どちらにせよ時間の問題でしょう。

幼稚でサボりのクソ先輩からの学び

クソ先輩とはいえ、機械加工という専門的な知識は色々と教えてもらいました。
が、当然それ以外の部分は反面教師です。

・他の人の仕事を邪魔しない。
・相手が嫌がる言動や行動は避ける。
・自分がされて嫌なことは他人にもしない

小学生でも知っているような内容ですが、改めて大事だなと感じましたね。。

こんなクソ先輩、あなたの周りにもいませんか!?

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