エピソード03:無駄な打合せが多い、話が長いクソ上司(H.S)

エピソード3:無駄な打合せが多い、話が長いクソ上司(H.S) クソ上司 H.Sさん

今回紹介するのはH.Sさん(仮名)というクソ上司です。
僕が海外の工場に勤務になった時の上司です。
10年近くも現地の工場に責任者として勤務しており、経験豊富。
また国立大学の理系学部を卒業しており、頭も良いらしい。
この人の下でどんなことが学べるのか、僕はワクワクしながら海外勤務に飛び立ちました

さて、この人はどんな人なのでしょうか・・・。
本当にあった、世にも奇妙なクソ上司をご紹介しましょう。

さすがベテランの責任者H.Sさん

海外勤務10年近く、会社の勤続年数も15年以上の超ベテランH.Sさん。
会社のことも組織のことも、とてもよくご存知な様子。
今までの経験から先回りで仕事の危険予知をしてくれたり。
社長からの信頼も厚かったようで、さすがのベテランといった感じでした。

正当な意見を理路整然と述べるH.Sさん

海外の工場ということで、現地の従業員に対しても外注先に対しても、日本と同じようには行きません。
学校教育も過ごしてきた文化も異なる環境で、現地に合った会社運営をしないといけないのです。
理想的な考えはあっても、そういった点で苦戦されているようでした。

「本来であれば、このように運営できれば効率的なのに」
「こういう風にすればミスが発生しにくくなるのに」
と様々な案を試行錯誤されているような印象を受けていました。
でも・・・。

H.Sさんに対して感じ始めた違和感とは?

ぼくがH.Sさんの下で働くようになって半年くらいが経過した頃から、少しずつ違和感を感じ始めました。

①文句は多いが、改善が無い

「○○さんが××という失敗をしたから・・・。
同じようなミスは△△回目で・・・。
今後はこのような対策を・・・。
これからは□□さんに管理させて・・・」

というような打合せを、事ある毎に話合っていました。
でも、結局はH.Sさんの文句を聞くだけで、改善に繋がる”行動”は実施されることはありませんでした。

②無駄な打合せが多く、話も長い

打合せは事前に計画して実施されることは少なく、いつも突然「ちょっといいか?」と声をかけられて始まります。
この「ちょっといいか?」が厄介なのです。
「ちょっと」と言われれば15分程度、せいぜい長くても30分程度だと思ってました。
しかし、このクソ上司は違います。
本題に入るまでに1~2時間、打合せ全体で3時間くらい時間が取られるのです。
それも毎回。時には就業時間後に2~3時間拘束されることもありました。

そう、この人は無駄な打合せが大好きな、話が長いクソ上司だったのです。
自分がどんなに考えているのか、どんな経験をしてきたのか、承認欲求の塊なのです。

それに気付いてからは、このクソ上司との打合せが苦痛で仕方ありません。

無駄な打合せが多い、話が長いクソ上司の結末は!?

最初は、このクソ上司の意見は正しいと思って聞いていました。
しかし話が長いだけの承認欲求の塊だと気付いてからは、H.Sさんの話が入ってこなくなりました。

文句ばかり言って改善には取組まない。
正しい意見を発言していても、行動が伴わない。
だから10年以上も初歩的な問題が残っているのだと確信したのです。

幸い、ここは海外の工場。
H.Sさんの上司である社長の目もなかなか届きません。
そのため、クソ上司H.Sさんは今でも同じ職場で取締役として海外勤務を続けています。

しかし、このH.Sさん。
ただの無駄な打合せが多い、話が長いクソ上司なだけではありません。
この人は僕が出会った人間の中で史上最悪なクソ上司だったのです。

他のエピソードも乞うご期待!

無駄な打合せが多い、話が長いクソ上司にならないために

こんな無駄な時間を取りたくないし、相手の時間も無駄にしたくありません。

・無駄な打合せが多いのは、話合いの内容がまとまっていないから。
・無駄な話が長いのは、構ってほしいから、他人に認めて欲しいから。

普段から自分で何が正しいのかを考えて、自分自身で行動をしていれば、結果は自然と付いてくるはずです。
文句ばかり言わずに、前向きな発言を心掛けて行動していこうと思うようになりました。

こんなクソ上司、あなたの周りにもいませんか!?

クソ上司H.HSさんの記事はコチラから

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