今回紹介するのはK.Wさん(仮名)というクソ上司です。
僕が海外で勤務していた時の外国人上司です。
日本語も話せて、勤務が始まった頃は僕の教育担当的な役割を担ってくれていました。
人当たりが良い印象で、色々と教えてもらった人ですね。
お世話になった上司なのは間違いないのですが・・・。
この人は一体どんなクソ上司なのでしょうか?
本当にあった、世にも奇妙なクソ上司をご紹介しましょう。
非常に人当たりが良いK.Wさん
日本人ではなく、現地で採用されている外国人管理職のK.Wさん。
元々は現場でモノづくりをしていた人です。
本当に非常に人当たりが良く、また親切なんです。
最初は僕がK.Wさんにくっついて、仕事のことや現地のことなど色々と教えてもらっていました。
分からないことを聞いても、いつも笑顔で答えてくれるK.Wさんのことを信頼していました。
そして日本語もできるので、仕事上の通訳の役割も担っています。
なので言葉の面でも頼り切っていたのです。
K.Wさんと周りの人との繋がり
K.Wさんは、僕だけではなくて周りの人に対しても人当たりが良いです。
面倒見が良いという感じですね。
年齢も50代で社歴も長い。
後輩たちとのコミュニケーションを大切にして立ち回っている印象でした。
また通訳としても活躍するK.Wさん。
自然と現地の取引先との関係も広がっていきます。
取引先との窓口になっているため、社外からの信頼も厚いようでした。
良い上司に見えたK.Wさんの実態とは!?
K.Wさんの下で働き始めて1年が経過した頃から、だんだんと感じ始めたことがありました。
それは、僕が現地の言葉を理解し始めたから感じたことかもしれません。
良い上司の仮面を被ったK.Wさんの正体は・・・?
①他人の話を聞いていない
すごく人当たりが良く話しやすいのですが、違和感を感じることが多くなりました。
一緒に出かけることも多かったので、車の中でいつも色々な話をするのですが。。
「出身はどこ?」、「兄弟は何人?」、「会社に入って何年?」など、同じ事を何度も質問されるのです。
最初は忘れただけかな?と思っていましたが、それが何回も繰り返されるのです。
さすがに「この人は他人の話を聞いてないんだな。。」と思うようになりました。
②適当な話ばかりしている
他人の話を聞いていないので、周りの人と話をしていてもボロが出ます。
辻褄を無理に合わせようとしていたり、この前と全く違う内容の話をしていたり。
ほとんどずっと一緒に行動していたので、取引先でも毎回違うことを言ってるのが気になっていました。
今となっては、取引先もさすがに気付いていたと思いますが。
会社の窓口がK.Wさんだったし、日本人相手には言葉が通じないので仕方なく普通に接してくれていたのでしょう。
③平気で誰にでも嘘をつく
そんな感じなので、社外での嘘は結構目立っていました。
でも致命的だったのは社内での嘘です。
もしかしたら「社内での嘘の方が可愛いのでは?」と思うかもしれません。
しかし、仕事上で後輩たちに教えている内容の全てが嘘だったのです。
会社のルールとは全く異なる、自分で勝手に思いついたルールや手順を教えていたり。
気に入らない人間を陥れるための嘘の噂話を風潮していたり。
自分のミスを隠すために、他の人間のせいにして日本人上司に報告したり。(日本語ができるのはK.Wさんだけ)
通訳の立場を利用して、自分の都合の良いようにコントロールしていたのです。
そして邪魔な人間を排除するように仕組む、とんでもないクソ上司だったのです。
僕が現地の言葉を理解し始めてからは、そういった事に気付くことになったのでした。
K.Wさんと僕の攻防
そんな事実に気付いてしまった以上、これ以上K.Wさんに頼って仕事をする訳にはいきません。
そこで、僕は現地の言葉を徹底的に勉強することにしたのです。
K.Wさんの通訳を介さずに、自分で仕事を完結すると決めたのでした。
もちろん時間はかかりましたが、だんだんとK.Wさんとの距離を作りながら。
取引先にも一人で行く機会を増やして。
そうするとK.Wさんに入る情報が以前よりも格段に減りました。
それが気に入らなかったのか、もしくは僕の存在が邪魔になったのか。
K.Wさんは後輩たちを誘いこんで、僕に対する「いじめ」を始めたのです。
長くなってしまうので、いじめの話は別の記事で詳しく書くことにしますね。。
嘘をつくのは絶対にダメ!!
人間関係は『信頼』で成り立っています。
信頼を築くためには長い年月が必要で、ひとつひとつの行動や言動によって作られます。
長い年月をかけて築いた信頼。
でも崩れ去るのは一瞬です。
一度失った信頼を取り戻すことは非常に難しい。。
全ての嘘が悪いわけではありません。
相手の為につく嘘も当然ありますよね。
そうじゃない嘘はつくべきではないです。
バレた時のリスクが大きすぎるから。
「嘘つき」のレッテルを貼られると、誰からも信用してもらえなくなります。
やっぱり誠実に真面目に生きていきたいと改めて思いました。
こんなクソ上司、あなたの周りにもいませんか!?